犬と猫と人間と・・・・
私の大好きな曲です
『おもひでぽろぽろ』のエンディングでも流れてますよね。
長い夜 ただひとり
遠い道 ただひとり
『愛なんてきやしない』
そう思う時には
思い出してごらん冬
雪に暮れていても
種は春 お陽様の
愛で花開く・・・・
この曲を聴きながら次を読んでください。
猫友ゆみたかさん(今、心のままに・・・)のブログから・・・
犬と猫と人間と・・・
この映画は一人の『野良猫を長年にわたってお世話していた猫好きなおばあさん』が「不幸な犬猫を減らしたい」という思いから、手持ちのお金を持って映画を作ってくださいと、飯田監督に頼みにいった事から始まります。
当時、監督は犬猫の問題にはまったく無知。
そこから犬と猫を取り巻く全国の様々な現場、果てはイギリスや過去に及ぶ、4年近い旅が始まりました。
日本全国で処分される犬と猫は年間約35万頭。
1日あたり1000匹近くが殺されています。
本作には目をそむけたくなるような現実も映し出されていますが、その姿に涙しながらも見終えた後は不思議と救いようのない不快な重さや暗さに引きずられないそうです。
イギリスには野良猫がいないそうです。
野良猫はみな、きれいなシェルターで保護され、ほしい方々に譲渡されているという事でした。
この映画を見た後に、自分にできることを探したい、と思うかもしれません。
2009年/ハイビジョンビデオ/118分
企画:稲葉恵子
監督:飯田基晴
撮影:常田高志・土屋トカチ・飯田基晴
音楽:末森樹
制作:映像グループ ローポジション
助成:日本芸術文化振興基金
クローバー主な出演者・団体クローバー
<日本国内>
財団法人 神奈川県動物愛護協会
千葉県動物愛護センター
神戸市動物管理センター
徳島県動物愛護管理センター
社団法人 日本動物福祉協会 CCクロ
SWEET HEART 動物の命の大切さを考える部
マルコ・ブルーノ
小西修
小西美智子
山本央子
藤本聖香
前川博司(元日本動物愛護協会附属動物病院長)
<イギリス>
Dog Trust
Battersea Dogs & Cats Home
Animal Aid
★監督さんのブログより・・・。
きっかけは、ある猫おばあちゃんだった。
「動物たちの命の大切さを伝える映画を作ってほしいの。お金は出します。」
劇場ロビーのベンチで見知らぬおばあさんにいきなりそう切り出された。
面食らった僕は「ハァ?」と口走りそうになりながら、一応は話を聞くことにした。
2004年4月、東京にある下高井戸シネマ。
ここでは年に1回、ドキュメンタリー映画の特集上映が行われる。
この日は僕の映画「あしがらさん」上映があり、舞台挨拶のため劇場を訪れていた。
おばあさんの話は要領を得なかったが、要約すれば、昔から猫好きで自宅で面倒をみたりノラ猫に餌をあげたり、何匹も世話してきた。
しかし、自分ももう年で先も長くない。
自由になる多少のお金があるから、それを猫や犬のために使いたい。
それで映画製作を思いついた、という。
しかしまったくの個人でドキュメンタリー映画の製作を依頼してくるとは聞いたこともない。
まして相手はけっこうなお年だ。
悪いが僕は半信半疑だった。
おばあちゃんのためにも、「もし動物のためにお金を使いたいというなら、映画製作よりも動物愛護の団体とかに寄付するほうが確実で有効じゃないですか?」と伝えた。
「あたしも以前は関わっていた団体もあったけれど、信用できないところもあるから。」
そんな返事だった。しかし初めて会った僕は信用できるのか?
そもそも動物のことなんてこれまで関心もなかった。そんな僕に何を撮れというのだ。
「あたくしは映画は素人ですから、具体的な内容は一切お任せします。」
うーん、こんな話ってホントにあるのか? 狐につままれたような気分だ。動物の話だけに。
もう夜も更けていた。とにかくまたあらためてお話を伺いますと、連絡先を交換して別れた。
1ヶ月ほど経ってから、再び会うことになった。どうも猫おばあちゃんは本気のようだ。
間もなく満期を向かえる自分の生命保険がある。自分の自由になるお金なので、それを映画の資金として使ってほしい。
家族も口出しせず了解してくれていると言う。
個人の自主製作でやってきた僕にとっては、けっこうな大金だ。
断わる理由もない。
「僕でいいんですか?」「あたし、人を見る目はけっこう確かなのよ。」
ホンマかいな?と心の中でつぶやく。
「何にも注文はないんですよ。ただ、あたしが生きているうちに見せてくれれば。」
聞けば数年前に乳がんの手術をやっていて、転移の心配がないわけでもないと言う。
それを聞くと僕も心苦しい。
しかしこちらもすぐには始められないし、まったく知らない分野だ。充分な時間をかけたい。あまり待たせるのも酷だと思いつつ、来年から始めて完成まで3年欲しいと伝えた。
おばあちゃんは少し考えていたが、了解してくれた。
こうして、僕の次回作が決まった。
別れ際に、気になっていたことを訊ねた。
「何でそんなに猫なんでしょうね、思いの行き着く先が?」
「やっぱり何かを可愛がりたいんじゃないかしらねぇ。人も好きですけど、人間よりマシみたい。動物のほうが。」
猫おばあちゃん、稲葉恵子さんは、2007年2月、映画の完成を見ることなくこの世を去った。
せめて僕はこの映画を完成させ、彼女と、彼女が愛した、猫や犬に奉げる。
2008年1月1日
飯田基晴
そして、長らくお待たせしましたが、ついに劇場公開が決定しました!
10月に渋谷のユーロスペースという映画館でロードショーです!
東京が決まれば、これから地方の映画館も順次決めていけると思います。
これから宣伝・配給会社の東風さんとともに、新たに劇場公開に向けた宣伝活動を行っていきます。
とは言うものの、資金もない私たちにとって、新聞広告やテレビCMなど夢のまた夢…。
(僕の夢は、一度でいいから駅に特大ポスターを掲示すること!)
しかし、映画を広めるのにもっとも影響力がある宣伝は、観て下さった方や応援して下さる方々からのクチコミです。
もし、お友達や近くのお店、動物病院などへのチラシ配布等ご協力頂ける方がいましたら、ぜひ下記までお問い合わせください。ローポジションのほうへご連絡頂いてもけっこうです。
どうぞよろしくお願いいたします。
合同会社東風 〒164-0011 東京都中野区中央3-13-10-3F
Tel: 03-5389-6605/Fax: 03-3369-8228 E-mail:kinoshita@tongpoo-films.jp
グループ ローポジション 〒222-0024 横浜市港北区篠原台町36-28-603
TEL/FAX:050-3744-9745 Email: low-posi@nifty.com (担当:飯田)
以上、転送・転載歓迎です。(飯田)
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